環境方針
株式会社たつみ電機製作所は、防音装置・盤の製作における事業活動において、
以下の環境方針に基づき、持続的な環境改善を推進します。
- 社員全員で、環境保全と汚染の予防に努めます。
- 環境関連の法律・規制・条例及び、当社が同意するその他要求事項を遵守します。
中小企業版SBT認定の取得
株式会社 たつみ電機製作所は、2030年度の二酸化炭素(CO2)排出削減目標に関して、SBT(Science–Based–Targets)イニシアチブから科学的な根拠がある水準として認められ、中小企業版SBT認定を取得しました。


SBTとは、パリ協定が求める水準と合致した企業の温室効果ガス排出削減目標のことです。
具体的には、「Science(科学) Based(もとづく) Targets(目標)」の頭文字を取ってSBTとなり、「科学にもとづく目標設定」という意味です。
2015年の国連気候変動枠組み条約締約国会議(COP21)で合意されたパリ協定では、世界の平均気温上昇を産業革命以前に比べて2℃より十分低く保つことを目標として設定され、同時に1.5℃に抑える努力を追求することも確認されました。
この目標を達成するために、2℃水準では温室効果ガス排出量を毎年2.5%以上削減、1.5℃水準では毎年4.2%以上削減することを求めています。
WWF(世界自然保護基金)・CDP・UNGC(国連グローバルコンパクト)・WRI(世界資源研究所)の4つの機関が共同でSBT国際認証事務局を運営しています。
SBTに認定されるには、企業自身が「いつまでに、どのくらいのサプライチェーン排出量を減らすのか」という目標を設定し、その妥当性についてSBT事務局側の承認が必要です。
現在、SBTには2種類の認証制度があります。
一つは企業規模にかかわらない通常SBT、もう一つが従業員500人未満・非子会社・独立系企業を対象とした中小企業版SBTです。
当社は中小企業版SBT認証を申請し、2024年に承認されました。
当社の目標
2030年度二酸化炭素排出量46.2%削減(2019年度比)
基準年(2019年度)排出量

2030年度までの目標

当社の取り組み




SDGsへの取り組み
SDGs(持続可能な開発目標)とは、MDGs(ミレニアム開発目標)の後継として2015年9月の国連サミットで採択された「持続可能な開発のための2030アジェンダ」に記載の、2030年までに持続可能でよりよい世界を目指す国際目標です。17のゴール・169のターゲットから構成され、地球上の「誰一人取り残さない(leave no one behind)」ことを誓っています。SDGsは発展途上国のみならず、先進国自身が取り組むユニバーサル(普遍的)なものであり、日本としても積極的に取り組んでいます。
当社の行動宣言

ISO 14001の取得
ISO 14001とは、企業が自社の活動によって生じる環境リスクを低減させる仕組みを構築する、環境マネジメントシステム(EMS:Environmental Management System)に関する国際規格です。
環境パフォーマンスの向上や法的義務の遵守、環境目標の達成を実現することを目的とし、PDCAサイクル(Plan-Do-Check-Actcycle)により、継続的な改善を目指します。
当社の取り組み
ISO 14001が指す「環境」とは、空気や水などの自然環境だけではなく、取引先や従業員などの人や組織、モノやお金といった企業を取り巻くあらゆるものが含まれます。そして、自社の生産や営業活動が環境に与えるリスクを評価し、継続して改善することを求めています。
当社ではISO 14001を2015年に取得し、環境マニュアルに則り、水質汚染の原因となる排水処理や、資源、在庫、廃棄物の適正な管理を行っています。
